2022/02/16
キュビズムカットにおける「ブローレス」の定義とは
キュビズムカットの ブローレス とは、
ただ「ブローをしない」という意味ではありません。
キュビズムカットのブローレスの定義は、
タオルドライでも、
お客様自身のセルフドライでも、
自然乾燥に近い状態でも、
サロンで仕上げたときと同じ形が再現できること。
ここにあります。
ブローレスにするカットは、普通のカットとは違います
正直に言うと、
ブローレスを前提にしたカットは
一般的なカットとは 考え方がかなり違います。
なぜなら――
お客様は一人ひとり、
頭の形
髪の生えぐせ
髪質
毛量
乾かし方
すべてが違うからです。
それを 形にするカット でなければ、
プロがブローしていない状態で
同じ仕上がりを再現することはできません。
「誰が乾かしても形になる」ことが前提
キュビズムカットでは、
素人が乾かしても
風の当たり方がバラバラでも
自然に乾いても
形になっていなければいけない
と考えています。
だからこそ、
どんな乾き方をしても
どういう状態でも
最終的に形になるにはどう切るか
これを 常に考えながらカット しています。
今回は「お客様の乾かし方」を再現しました
そこで今回、
くせ毛のお客様に 日頃ご自宅で行っているドライ を
そのまま再現していただきました。
風の当たり方はプロとは違う
風量もロスしていて半分くらい
それでも OK
その状態で乾かしていただき、
ドライ後そのままカット させてもらいました。
カット前と、2ヶ月後の状態
カット前:お客様自身によるドライ
カット後:ブローなし
さらに 2ヶ月後 も、形は大きく崩れていません
これが、
キュビズムカットが考える
本当の意味でのブローレス です。
まとめ
ブローレスとは、
「楽をするため」だけのものではありません。
誰が乾かしても、
どんな乾き方でも、
形になるように切ること。
それを前提にしたカットが、
キュビズムカットです。










