骨格を読み解くキュビズムカット講習 ― 立体でつくる再現性の高いスタイルへ
札幌で行ったキュビズムカット講習。
今回は、立体でスタイルを創る新しい考え方と、骨格を生かしたカットの実践をテーマに行いました。
再現性と持続性を高めるためのアプローチをお伝えします。
座骨神経痛をだましながら(笑)、札幌でのキュビズムカット講習に行ってきました。
今回の目的は、新しい考え方とその方法を見ていただくこと。
「立体的にカットスタイルを創る」とはどういうことか――そこに焦点を当てました。
立体でスタイルをつくることには、多くのメリットがあります。
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毎日の再現性が高く、スタイルが長持ちする
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ブローやセットの時間を短縮できる
一方で、デザイン的な遊びを加えにくいという側面もあります。
しかし、とくに50代以上のお客さまにとっては、
「扱いやすく、長持ちする」スタイルが非常に好評です。
では、そのようなスタイルを生み出すには何が必要でしょうか。
やはり重要なのは骨格を理解し、立体を構築することです。
骨格を無視しては、本当の意味でのブローレススタイルは成立しません。
カットでは、「どこを生かし、どこを削ぐか」を見極めることが鍵になります。
時間が経つとスタイルが崩れるのは、骨格、とくに凹み部分の影響が大きいのです。
今回の動画でその解消テクニックを見れます。
今回の講習では、この「骨格の凹み」を解消するための考え方とテクニックを
実際のモデルカットを通してお見せしました。
✂ 下記の動画では、講習当日のカットの模様をご覧いただけます。
立体的な形づくりに余分な部位を取り出すところをよく見ていただき、それが骨格補正なる事をぜひご確認ください。
サイドのカット動画です
[公開期限 2026年04月25日 09:47]


