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経験しなければ

お客さまの悩みを解消するために、何を突き詰めるのか

お客さまの悩みを本当に解消しようと考えたとき、

必ず行き着く問いがあります。

「どの技術を使えばいいのか」

それとも

「新しく創り出さなければいけないのか」

私は常にそこを思考しています。

特にくせ毛の場合――

アンヌ美容室ではキュビズムカットで“ブローレス”を打ち出しています。

ブローで整えるのではなく、

乾かすだけで形になる。

これは簡単なようで、実は非常に難しい技術です。

難しさはどこから来るのか

くせ毛が難しいのは、

  • 骨格補正
  • 毛流
  • くせの強さ
  • 髪質
  • 毛量

これらを同時にコントロールしなければならないからです。

多くの場合、うまくいかない理由は

「的確な技術の使い分け」ができていないことにあります。

骨格補正は“立体”で見えているか

骨格補正で最も大切なのは、

頭蓋骨は立体である

という認識です。

平面で考えると、必ず崩れます。

■ 大まかな補正

芯(センターライン)がぶれなければ理解しやすい。

■ 細かい補正

頭の凹凸をどこまで観察できているか。

特に、凹んだ部分に生えている髪は

伸びてくるとスタイルを壊します。

ここをどう処理するか。

ここが、持続性の分かれ道になります。

ブローレスの本質

ブローレススタイルで最も重要なのは

アウトライン=イメージライン

印象はここで決まります。

その後にくるのが量感調整。

順番を間違えると、

どれだけ量を取っても形は整いません。

20年間の悩みが変わった理由

今回の動画は、

初来店から3回のカットの経過です。

20年間くせ毛で悩まれていたお客さま。

・広がる

・まとまらない

・ショートは無理と言われてきた

これまで上手くいかなかった原因は癖もありますが

骨格を読めていなかったことです。

髪の多く集まる後頭部をすきバサミで減らしている

これが原因です。ほかの美容師さんはここまで気にしていないかもしれません

ほぼ、仕上がりのきれいさだけを求めて

後のことは考えていないというより

わからないと思います。

しかし、キュビズムカットは違います

骨格とくせを正確に読み

段階的に設計し直すことで

ブローなしでまとまる状態へ。

「もっと早く来ればよかった」

その言葉がすべてです。

技術とは答えを出す力

カットに“絶対の正解”はありません。

けれど、

お客さまの悩みを

ほぼ解消できるところまで到達できたなら

それは一つの答えに近づいている証拠です。

技術とは、

再現性を持って答えを出せる力。

私はそこを、これからも突き詰めていきます。

 

 

初めての来店
2025.5.31

ここまですかれているとブローレスには3.4回のカットは必要

2回目
2025.8.8

3回目
2025.12

4回目
2026.22

もうすこし伸ばしたいことです

[公開期限 2026年08月25日 10:44]