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「細い髪でトップが、後頭部がペッタンコに見える」その解決方法とは・・・

はや5月の半ばに入りました。

こんにちは。気づけばもう5月も半ば、風の中にも初夏の気配を感じるようになりました。時が経つのは本当に早いもので、私もあと4年で80代に入ります。

それでも、まだまだ現役。仕事に対する情熱は衰えることなく、今もなお「もっと良くしたい」「もっと面白いことができるはず」と、日々工夫を重ね、革新を続けています。

ただ、最近になって少し体に変化が。坐骨神経痛が出てきて、ああ、やっぱり年齢には逆らえない部分もあるんだな…と実感しています。

とはいえ、体の声にも耳を傾けながら、無理をせず、でも前向きに進んでいきたいと思っています。

これまで積み重ねてきた経験や学びが、少しでも誰かの未来を描くお手伝いになれば、こんなにうれしいことはありません。

これからも、自分らしく、そして軽やかに歩んでいきたいと思います。

 

 

今回はアーカイブアップです。

逆の発想で考えてみる。

ペッタンコなら、ペッタンコに見えないようにすればいいだけだ!

そう!今あなたが思ったように

一方を削れば一方は高くなる

これで考えてみよう。

 

細い髪の方は、スタイルのイメージゾーンの処理がきもになる。

カットしていく時はイメージゾーンの方からはじめていく場合が多い

なので、(設計図は髪を透かして見えるようになっておこう)

イメージゾーンができてイメージラインを決める場合が多い

 

なぜ・・イメージゾーンの処理が肝になるのか

つまり、ペッタンコをいかすにはどうしたらいいかを考える。(頭蓋骨のトップはペッタンでも立体的)

ペッタンに見えるのは髪が原因!

(いくらトップにボリュームをつけても、重力ですぐにペッタンコになるので!)

 

カットモデルになってもらった伊藤さんの条件が当てはまるので(すいません)

ここでどうするかを見てみましょう。

後頭部がぺったんも気になるそうです。

先ず、一番最初に考えるのは常にペッタンコ状態のトップを基準に全体のフォルムを考えます。

フォルムがイメージできたら・・・

あとは、削ることで形にします!

(頭蓋骨は立体なのでこれをいかす)ことで見えやすい。

 

ここでわかりやすく活躍するのが、設計図からのに合わせラインです。

中心に入り込むようにアウトラインを創って行くことでスタイルは自然と立体になります。

では、具体的に

設計図で言うイメージゾーンが肝になります。

それと、頭蓋骨をうまく使う。

ペッタンコのトップを最大のトップボリュームとして

イメージゾーンをリーフストを使いながら形にしていきます。

注意することは、切ろうとする毛束の角度を上げない

ここで、いつも言ってます形を覚えるができていれば楽にしてくれますよ。

ここが、カットで一番楽しいところです。

 

人は頭の形、髪の質、生えぐせなど一人ひとり違うので

カットの仕方も違ってくる。

同じ人なら突き詰めていけば完成度を高められる。

この時点でブローレスが何かがわかってくる。

それにお客さまにも、自分にも、お店の売上もといいことずくめになる。

 

 

2016年1月26日

[公開期限 2025年07月14日 09:52]